9月15日、長野ホテル犀北館にて開催いたしました奥村美佳プレミアムサロンにご来場いただきまして誠にありがとうございました。
コンチェルトに想いを乗せて、チェリスト宮澤等さん率いるカルテットWoodlandnotesーウッドランドノーツの皆さんとの共演で、ショパンピアノ協奏曲第1番と2番をお送りいたしました。
協奏曲第1番は1830年作曲ショパンのワルシャワ最後の告別演奏会で、一方第2番は1829年から1830年に作曲、ショパンの正式なワルシャワデビューでそれぞれ初演されており、ショパンは協奏曲という華麗な形式を使って、作曲家としても、ピアニストとしても世に可能性を賭けた非常に意欲的で重要な作品と言われています。この大曲を一夜にして成し遂げるエネルギーは計り知れないものでしょう。会場の期待が高まる中、四重奏の荘厳な序奏から始まりました。〜
たくさんのお客様に見守られる中、物語が美しく、また繊細で表情豊かに紡いでいかれました。まるで心が満たされてゆく感覚を皆が感じた瞬間でした。
写真左より〜1st.ヴァイオリン桂川千秋さん、2nd.ヴァイオリン五十嵐彩子さん、
ヴィオラ:北島綾乃さん、チェロ:宮澤等さん
ショパンが愛したサロンの空間を味わいながら、音楽を通して心が一つになるような、特別な時間が流れていました。
なんとも優雅で、贅沢なひと時をみなさまと一緒に過ごせたこと心より感謝申し上げます。